WeING DX
SFTC (Smart Factory Tsubame Cloud) とは、新潟県燕市の製造業をターゲットとして、 受発注や納期確認、製造進捗など、ITを利用した企業間での情報共有を実現し、 事業継続を支援するためにスタートしたクラウドサービスです。
金属加工産地である燕市は、早くから分業による企業間取引が行われています。 しかし、そのしくみは、電話、FAX、対面での打合せなど、アナログ的な業務が中心であり、 これからの DX 時代を生き抜くためには、企業間取引業務のデジタル化が大きな課題でした。
SFTCを導入することで、取引に必要な情報はすべてクラウド上でデータ管理され、 企業間でリアルタイムに情報共有できるため、個別の伝票や契約書の作成・管理が不要となり、 既存業務の改善および生産性アップが期待できます。
また SFTC はクラウドサービスであるため、導入にあたり専用機器などを準備する必要がなく、 インターネット接続ができるPC・タブレット等のデバイスがあれば利用可能であることも特長の一つです。
このSFTCを全国へ広げ、日本のものづくり現場のDXを推進します。
SFTC による業務改善で、まずは 1 時間の業務時間短縮を目指してみませんか?
データはすべて SFTC 上で管理されるので、個別の伝票や契約書の作成・管理が不要となり、 それを FAX で送信したり、電話で状況を確認する手間もいらなくなります。
手書き伝票の作成・管理
書類のFAX送受信
契約書類の作成・管理
注文状況・生産進捗状況の確認
企業間でやり取りする様々な書類をクラウド上でデータ化することでペーパーレス化を進め、過去データの検索も素早く行うことができます。
受注状況から生産状況まで、クラウド上で管理することで自社の状態を見える化し、業務の無駄・ムラを防ぎます。
インターネット環境があれば、どこからでも情報のやり取りができるため、就業場所を選びません。また、受注などのお知らせはPCやスマホにすぐに届くので、迅速な対応が可能になります。
発注情報を所定のボックス(フォルダ)に格納すると、SFTC へ自動登録され、発注情報が受注側へ送られます。 受注側から回答が入力されるとメールで通知が届きます。 発注後の進捗確認もオンラインで完結するので、電話等での確認が不要になります。
発注側から依頼メールが届いたら SFTC で受注内容を確認。(受注入力は不要)受注回答、納期回答を入力すると、 回答情報が発注側へメールで通知されます。 受注後の進捗報告もオンラインで完結するので、電話対応等の業務が不要になります。
人口減少が日本の中小企業の生死を分けると言われている。今のまま人口減少が続くと、単純計算ではあるが2040年には30人未満の企業は半分になり、20人未満の企業は無くなる!このような危機感を燕市の中小企業は抱えている。中小企業が存続していくには生産性を上げていくしかない。
SFTC に参加できる企業の条件は特にありません。業種問わず、燕市以外を本拠地とする企業でも SFTC にご参加いただけます。
SFTC の導入にあたり、インターネットへの接続環境とシステムを運用するための PC ・タブレット等のデバイス、新規アカウントに設定する E メールアドレスをご準備いただく必要があります。
SFTC では取引データの入出力方法として、Excelファイルの取込・出力機能と、WebAPIを利用した CSV・JSON 形式データのアップロード・ダウンロード機能を用意しております。上記方法に加え、出荷の場合は画面上でのデータ入力も可能です。
SFTC は取引項目のマッピング機能によって、企業毎に異なる取引上必要な情報のやり取りにも対応できる仕組みとなっております。 そのため、企業独自の伝票をご利用されている場合でも、対応したマッピングを設定していただくことにより、同じ項目を SFTC で利用することが可能です。
SFTC でやり取りされる取引情報は、直接関わりのある企業間にのみ共有される仕組みとなっておりますので、あらゆる参加企業に対して自社の取引情報が公開されることはありません。